中学生のときの話 | ||
224 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/06/17(水) 23:06:02 ID:xRXenbsk 長文乱文失礼 スーッとするとは違うかもしれないけど 中学生のときの話 うちの中学には昔から入学したての1年生の中で目立ってる奴が2年と3年のヤンキーから 呼び出されてボコられるという訳のわからない伝統があった 俺はヤンキーでもなんでもないただのおとなしい少年だったが俺には4つ年上の兄がいて 兄は中学の頃はかなりやんちゃでもちろんこの伝統にも積極的に参加してたらしい。 4つ年上ということは兄が3年のときの1年は俺が1年のときの3年だ・・・・ 入学前から予想はしていたがその予想は見事に的中 入学早々に先輩5人に呼び出され信じられないくらいボコボコにされた 俺はこんなクソみたいな伝統は俺が3年のときは絶対にさせないと泣きながら決意 それから俺は死ぬほど勉強し、死ぬほどスポーツをし、同じ学年のヤンキーを含め ほぼ全員と仲良くし、時には悪さもする「文武両道の頼れるヤンキー」の座を手に入れた。 やがて手のつけられないヤンキーですら俺の言うことだけは聞く程に。時は満ちたと思い 俺は学年みんなに「いじめはダメ」「暴力はダメ」と言い続けた その甲斐あってか俺が3年生の時には1年生狩りは行われなかった。 もちろん後輩たちにもしつこいくらいに「いじめと暴力はダメ」としつけた。 という俺の中での武勇伝。。。 そんな感じで俺の中学生活は終わりもう今年で26歳 俺の中学の頃を知っている人が今の俺を見ると「どうしてこうなった」のAAが思い浮かぶ くらい落ちぶれてしまった。ほんとに終わってた 最近ちょっとした用事で母校の近くに行ったとき、当時の先生にばったり会った 俺の顔を見るなり 「お前が卒業して以来10年間、ただの一度もあの伝統行事は行われてい。本当にありがとう」と 言ってくれた。こんな俺でも何かを残せてるんだと思ったとき 内に秘めた何かが燃え上がった気がした 過去の自分に励まされるのも恥ずかしい話だけど「まだ終われない」という気持ちがあふれ 帰りに履歴書を買って家に帰った。そして今日、不採用の連絡がきた・・・・
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