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電車で見たキチママと英雄さんの話

682 1/3 [sage] 2012/02/29(水) 18:46:43.64 ID:0fdacGkW Be:
先日電車で見たキチママと英雄さんの話

その日私が乗った電車は立つ人はいないが座席は全部埋まっているくらいの混み具合。
茶髪に染められた見るからにDQN家庭らしき5~6歳の兄弟らしき2人がギャアギャア騒いでいたが、
その内に何かの棒を咥えて走り回り始めた。
親らしき人も見当たらない。
これはいかんと「電車は静かにしないといけないし、それ咥えたままだと危ないよ」と注意した。
覚悟はしていたが案の定「うるせーババア!!」と長男らしき方に返された。
その兄弟はそのまま「うぜーんだよ」とか「バカ」とか騒ぎ出す始末。
面倒臭いなあと思ってたら、私の向かいに座ってた静かで大人しそうな女の子(以下Aさんとします)
が助け舟を出してくれた。

A「ねえお兄ちゃん、それ何の棒?フランクフルトかな?おいしかった?」
思わぬ方向から話しかけられて吃驚してる兄より先に、弟がボソっと「からあげのやつ」と答える。
Aさんニッコリして
A「そっかあ、からあげおいしいよねえ。私も好き。いいなあ、お母さんに買ってもらったの?」
兄弟はコクコク頷く
あたりは一気に静かになり、車内中がAさんに注目を始めた。
A「お母さんとどこかに行ったの?楽しかった?」
兄「空港」
A「空港に連れて行って貰ったんだ、飛行機は見れた?凄く大きいよね!」
兄弟またコクコク
優しそうなお姉さんだし、怒られる訳ではないらしいとこの時点で兄弟はだいぶ警戒を解いていた。
A「お母さんはどこにいるの?一緒にいなくて大丈夫?」
兄「ママはあっちで寝てる」

683 2/3 [sage] 2012/02/29(水) 18:47:39.36 ID:0fdacGkW Be:
兄弟の指さす方を見たらちょっと離れた席でそれっぽい女性が爆睡していた。
以外にもごく普通の小奇麗なママさんのような見た目だった。
A「お母さん疲れちゃって眠ってるね、騒いで起こしちゃ可哀そうじゃないかなあ」
弟「うーん、そうかなー」
A「そうだよ、他にも電車にはたくさん眠ってる人やお年寄りや赤ちゃんが乗ってるでしょ?」
A「みんなの為に静かにできてたら凄く格好いいし大人だなあと思うんだけどな」
兄「でもつまんねーじゃん」弟「つまんねえ!」
A「つまんないの?じゃあ私もつまんなかったから一緒に遊んで欲しいな」
兄弟は「えー…いいよ」とちょっと生意気に返事。
私は苛立っていた筈が年相応で可愛らしくすら思えた。

Aさんは立ち上がると、私の前のてすりに兄弟と移動。
電車のゆらゆらに誰が一番耐えられるかゲームを始めた(その路線はかなり揺れる)
先に踏ん張った足が動くか、てすりに捕まるか、声を発するかをすると失点というとても巧妙なもの。
兄弟も楽しそうで、特に電車が曲がるときがヒソヒソしながらも盛り上がる盛り上がる。
もう彼女は車内のヒーローとなっていた。
更にAさんはゲームをしながら生き物の脳みそがどれほど重要でデリケートな部分かを
分かりやすく説明した。
わたあめ棒の事件や、目に釘が刺さって亡くなった男性の事件?を例にあげており、
痛々しさも相まって幼い兄弟はもの凄い印象強く残った事だろう。
「凄く難しい事を説明したのにわかっちゃったの?小学生でも分からないかもしれないのに!!」
という風に所々でおだてる事も忘れていなかった。
そしてとうとう終盤で兄弟は私に
「悪口言ってごめんなさい、おしえてくれてありがとう」と言いに来た。
あなたが神か、と周辺全員が彼女を崇拝していたと思う。

684 3/3 [sage] 2012/02/29(水) 18:48:37.42 ID:0fdacGkW Be:
そのまま何駅分かヒソヒソと平和にAさんと兄弟が遊んでいた。
ところがここで兄弟のママが起きたのかすっ飛んできた。

「おいてめえウチのチビ達に何やってくぁwせdrftgyふじk!!!!」
「だれか駅員呼べよ誘拐だぞ!!!おら何か言えやくぁwせdrftg!!!」
「つーかここ何駅だ!!○○駅で降りる筈だったのにくぁwせdrftg!!!!」

ほのぼのとした空気が一気に凍りつく車内。見た目と言葉使いのギャップに一同唖然。
ひるんでいるAさんがキチママが突き飛ばされ、尻もちをついた。
と同時に「駄目でしょ!」といさめたのは兄弟だった

「ママ!静かにしないと駄目でしょ!」
「脳みそが傷ついたら死んじゃうでしょ!」
「A大丈夫?頭打った?脳みそは?脳みそ大丈夫?」
A「う、うん、大丈夫だったよ。心配してくれてありがとう」

キチママぽかーん、私はあまりの綺麗なオチに噴き出したのを咳込んでごまかした。
とどめに近くにいたおばあさんが
「彼女は眠っているお母さんの変わりに騒いでいたお子さんを注意して、
 一緒に遊んでくれていただけですよ」
同意する隣のおじさん、もちろん車内中がAさんの味方。
キチママはぶつぶつファビョりながらも兄弟の両手をひっぱり元いた席へ戻ると次の駅で降りて行った。
降りるとき兄弟がAさんにバイバイと手を振っていた。

彼女はその後恥ずかしそうにおばあさんとおじさんと話をしていて、
結局私は降りるときにお礼を言えただけだった。
私より随分年下だったろうになんて大人というか、子供のコントロールが上手な女の子だったんだろう。
是非キチママの代わりに彼女にあの兄弟を育てて貰いたかったくらいだ。
私も彼女を見習おうと思うと同時に感謝カキコ。












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